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信州牛生産販売協議会
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■2007年の夏
突然牛舎にお母さんと一緒の小学生がやってきた。牛を見てもいいですか・・・? とてもしっかり話のできる子でした。話によると東京から夏休みにお母さんの実家に遊びにきているとの事。牛を見て帰るのかと思っていたらノートに書かれた質問を聞いてきた。牛達はどこから来たの? 生まれたときの体重は? 餌はどんなの? 角は温かいね! メスと雄は肉に違いはあるの?.....etc.
彼は小学四年生だといいます、大きな牛を怖がらず手を出して一生懸命に触ろうとしているのです。
牛(動物)が好きでたまらない様子が見ていて伝わってくるのです。お母さんも熱心に話を聴いていました。
その親子の様子をみて、できるかぎり丁寧に説明をしました。
仕事の手を休めてどのくらいの時間がたったのだろうか・・・、
親子が帰ってから、久しぶりにほのぼのとした気分になれた日でした(*^_^*)。
■秋に突然電話が・・・
夏に牧場に来た小学生である。
「おじさん、僕『全国小・中学校作文コンクール』で最優秀賞とったよ、ありがとうございました。
新聞に載るから見てください。」と言っていました。
11月27日の読売新聞に「第57回全国小・中学校作文コンクール」で小学生高学年の部で文部科学大臣賞を受賞して作文が載っていました。彼は私の牧場に来る前に品川の食肉市場(東京芝浦市場)を見学に行き、食肉にされる過程を見てきているのです。
愛情をもって育てられ、丁寧に処理されて食卓に届けられるすべての過程を小学生の子が冷静に観察して素直な気持ちで作文を書いているのには感心させられました。
■冬休みに再びあの子とお母さんが牛舎に来た。
九州の地酒をお土産に挨拶に来てくれたのだ。夏に来たときと同様に牛に触れ、やさしい目でずっと牛を眺めていた。
「僕、牛肉大好きだよ。そしてこうして生きている牛も大好きだ・・・。」そう言って帰っていった。
牛を飼っている私達の気持ちを代弁しているかのようでありました!
その子の名前は「小泉 佑太」くん
あれから8年(現在2015年)、彼は19才になっている頃でしょう。彼の進路は・・・彼は今何をしているのだろうか?
このような少年が日本の農業を支える国の仕事に携わってくれたらいいのにネ!(*^^)v
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